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新築住宅に和室は必要?小上がり和室って実際どうなの?

皆さんは新築住宅に和室が欲しいですか?

最近の住宅では、「リビング和室」や「小上がり和室」など、従来の和室の形にとらわれない新しい間取りが人気を集めていますね。
その一方で和室なしの間取りも増えており、「若者の和室離れ」というワードを耳にすることもあります。
このように、「和室がほしい!」という意見もあれば、「和室はいらない!」という反対意見もあります。

そこで今回は、新築住宅で和室を付ける際のメリット・デメリットについて解説いたします!

 

 

まずは和室を付けるメリットからご紹介します。

 

和室を付ける際のメリット①
くつろげる癒し空間になる

和室の畳や土壁などに使われる自然由来の建材には、次のような効果があります。

  • 調湿効果
  • 清浄効果
  • 鎮静効果
  • 断熱効果
  • 弾力効果
  • 吸音効果

自然素材によってつくられる和室は「家族のくつろぎスペース」として大活躍します。

 

和室を付ける際のメリット②
客間になる

新築住宅にご友人や親戚が訪れた際、私生活をあまり見せたくない場合も意外と多いかと思います。
そんな時、和室があれば客間として使えて一安心ですね。

また、リビング続きの和室に、引き戸を付ければ個室として仕切ることも可能です。

普段はご家族の憩いの場として、お客様が来たときは客間として使える点でもオススメです。

 

和室を付ける際のメリット③
子供の遊び場や勉強スペースになる

「子供部屋があるから、わざわざ和室を勉強スペースにする必要はない」と考える方もいますが、お子さまが小学生のうちはリビング・ダイニングで勉強することも多いです。
そんなとき、和室があると学習に集中しやすくなります。
さらにリビング続きの和室にしてしまえば、お父さん・お母さんもお子さまの遊び・勉強を見守りやすいですね。

 

では続いて、和室を設けることのデメリットのご紹介です。

 

和室を付ける際のデメリット①
メンテナンスに時間とお金がかかる

たとえば昔ながらの和室は、次のようなメンテナンスが必要になります。

  • 畳の掃除とメンテナンス
  • 障子の掃除と張替え
  • 壁の掃除とメンテナンス

畳を掃除する場合、畳の目に沿って掃除機をかけ、その後乾拭きをします。

このとき、い草の畳の表面は白土によって保護されており、保護膜を剥がしてしまう「水拭き」はできません。
このように畳は維持に手間がかかることから、若者に敬遠されがちです。

そこでメンテンナスが少ない畳も開発されています。
特に現代の住宅に畳を入れる場合、い草ではなく和紙を樹脂コーティングした畳の方が手間が少ないなどの理由で人気が高まってきています。

和室の仕切りとして定番の「障子」もまたメンテナンスには、時間と手間がかかります。
障子の掃除方法は、おもに爪楊枝などを使って桟と桟の間の汚れをかき出すことです。
ペットや小さなお子さまがいる家庭では、張替えてもすぐに破かれてしまうので、和室用のブラインドや破れにくいプラスチック製の障子も人気があります。

和室といえば、「砂壁」や「土壁」など自然素材でできた壁がこれまで主流でした。
ただし砂壁や土壁は、月日が経つと剥がれやすくなるため、定期的にメンテナンスが必要になります。
最近では、和室に貼る壁紙クロスも増えており、コストを安く抑えることができます。

 

和室を付ける際のデメリット②
ダニやカビが発生しやすい

和室の2つ目のデメリットは、「ダニやカビが発生しやすい」ことです。
ダニやカビは、室内の温度20℃~30℃、湿度70%前後の条件が続くような場合に、発生や繁殖しやすくなります。
特に畳の表面は、保温性・保湿性の優れた場所で、カビやダニにとって繁殖しやすい場所になります。

また気密性の高い住宅で換気が十分に行われない場合、ハウスダストによるシックハウス症候群の原因になることもあります。
畳がダニやカビの発生原因になりやすいため、間取りや換気方法などをしっかりと検討することをおすすめします。

 

 

◆小上がりの和室って、意味あるの?有効活用するには?メリットデメリットご紹介◆

小上がりとは、部屋の床から一段高くなっている場所のことで、小上がりに畳を敷いた空間が「小上がり和室」です。
部屋の一画にある畳のコーナーなので、「畳コーナー」と呼ばれることもあります。
リビングなどの一画に設けることが多く、多目的に使われます。

 

 

まずは小上がり和室のメリットからご紹介します。

 

小上がり和室のメリット①
段差を利用して収納スペースが出来る

小上がり和室は、段差によって生まれたスペースを収納として活用できます。
季節物の衣類を入れたり、寝具を入れたり、普段あまり使わない物の収納場所に適しているほか、引き出しをつければお子さまのおもちゃなど、よく使うものの収納場所としても便利です。

 

小上がり和室のメリット②
椅子代わりに使える

小上がりの高さを40㎝ほどにすれば、ちょっとしたベンチ代わりにもなります。
何人か並んで座ることができるので、来客が多いお宅などは、重宝するでしょう。
また、高さを利用して掘りごたつをつくるケースもあります。

 

小上がり和室のメリット③
空間にメリハリがつく

洋風リビングの一画に一段上がって和室があることで、空間のアクセントになりますし、花を飾ったりすれば、癒やしの空間になります。

 

続いては、小上がり和室のデメリットについてです。

 

小上がり和室のデメリット①
小さな子どもが落ちてケガをすることがある

お子さまの年齢にもよりますが、はいはいができるくらいの赤ちゃんだと、目を離したすきに段差から落ちてけがをする危険もあります。
そのため、小さなお子さまがいるご家庭は、段差を低くした方が安全です。

 

小上がり和室のデメリット②
ロボット掃除機が使いづらい

段差を乗り越えることが難しいロボット掃除機では、畳コーナーまで掃除をすることは難しいでしょう。

 

小上がり和室のデメリット③
続きのリビングが狭く感じることもある

リビングと小上がり和室が空間としてはつながっていても、見た目の雰囲気が変わるため、実際よりは狭く感じるかも知れません。
ただ、これも段差の高さによって感じ方が変わります。段差が40cmくらいだと別の空間という印象が強くなりますが、低くなればなるほどリビングとの一体感は生まれます。

 

以上、和室についてのメリット・デメリットのご紹介でした。
皆さんの理想に叶うお家にするために、うまく和室を取り入れたり、和室を付けないという選択肢もアリかもしれませんね!